この記事の結論
- 中小企業成長加速化補助金は、売上高10億円以上100億円未満で「100億宣言」をした中小企業の大胆な投資を支援する補助金で、補助上限は5億円、補助率は1/2です。
- 投資額(専門家経費・外注費を除く)が1億円以上であることと、1人当たり給与支給総額の年平均上昇率4.5%以上が要件です。
- 3次公募は9月29日に受付が始まり、締切は11月12日(木)です。書面審査とプレゼン審査を経て、採択結果の公表は3月下旬以降の予定です。
中小企業成長加速化補助金とはどんな制度ですか?
賃上げへの貢献、輸出による外需の獲得、地域からの仕入れによる波及効果が大きい「売上高100億円超を目指す」中小企業の、大胆な投資を支援する補助金です。運営は中小企業基盤整備機構の事務局です。
対象と補助の内容は?
3次公募の概要資料(令和8年8月20日、Ver1.3)から整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 売上高10億円以上100億円未満で、100億円を目指す中小企業 |
| 必須の手続き | 「100億宣言」をして、申請時にポータルサイトで公表されていること |
| 補助上限額 | 5億円 |
| 補助率 | 1/2 |
| 投資額要件 | 1億円以上(専門家経費・外注費を除く補助対象経費) |
| 対象経費 | 建物費、機械装置費、ソフトウェア費、外注費、専門家経費 など |
| 賃上げ要件 | 1人当たり給与支給総額の年平均上昇率4.5%以上(基準年度から3事業年度目が最終年度) |
| 事業期間 | 交付決定日から24か月以内 |
3次公募のスケジュールは?
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 9月29日(火) | 申請受付開始 |
| 11月12日(木) | 申請締切 |
| 1月中旬 | 1次審査(書面)の結果通知 |
| 2月15日〜3月5日 | 2次審査(経営者によるプレゼンテーション) |
| 3月下旬以降 | 採択結果の公表(順次交付決定) |
2次審査では、経営者本人のプレゼンテーションを外部有識者が評価します。
規模の近いほかの補助金と比べると?
| 項目 | 成長加速化補助金(3次) | 大規模成長投資補助金(6次) | 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回) |
|---|---|---|---|
| 対象 | 売上高10億〜100億円の中小企業 | 従業員2,000人以下の中堅・中小・スタートアップ | 中小企業者など |
| 補助上限 | 5億円 | 50億円 | 7,000万円(賃上げ特例で9,000万円) |
| 補助率 | 1/2 | 1/3以下 | 1/2〜2/3 |
| 投資額の下限 | 1億円 | 20億円(100億宣言企業は15億円) | 補助額の下限100万〜750万円 |
| 締切 | 11月12日 | 8月31日(締切済み) | 10月30日 |
詳しくは大規模成長投資補助金と新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の記事を見てください。どの制度も採択を約束するものではありません。
出典(2026年10月19日確認):
よくある質問
100億宣言とは何ですか?
売上高100億円を目指すことを宣言し、ポータルサイトで公表する取組です。この補助金では、申請時に100億宣言がポータルサイトで公表されている必要があります。
売上高10億円未満の会社は申請できますか?
3次公募の概要資料では、対象は売上高10億円以上100億円未満の中小企業です。10億円未満の場合は、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金などを検討してください。
大規模成長投資補助金とは何が違いますか?
大規模成長投資補助金は従業員2,000人以下の中堅企業なども対象で、上限50億円・補助率1/3以下、投資額20億円以上(100億宣言企業は15億円以上)です。成長加速化補助金は中小企業向けで、上限5億円・補助率1/2、投資額1億円以上です。