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障害者雇用の助成金まとめ|採用・設備・職場定着に使える制度(令和8年度)

障害者を雇い入れる、作業施設を整える、ジョブコーチや介助者をつけるといった取組に使える国の助成金を、厚生労働省の令和8年度パンフレットから目的別に整理します。

2026年10月19日 更新 · 3分で読めます

この記事の結論

  • 障害者の雇用に使える国の助成金は、採用時の「特定求職者雇用開発助成金」「トライアル雇用助成金」と、設備や職場定着のための障害者雇用納付金制度の助成金に分かれます。
  • 採用時は、重度障害者や精神障害者などをハローワーク等の紹介で継続雇用すると、中小企業で1人240万円(短時間労働者は80万円)です。
  • 作業施設の設置・整備は費用の2/3、介助者の配置などは3/4、企業在籍型ジョブコーチによる精神障害者の支援は1人月12万円(中小企業)などが支給されます。

障害者雇用の助成金はどう分かれていますか?

令和8年度のパンフレット(令和8年4月8日時点)では、障害者の雇用に使える助成金は大きく2つに分かれます。

  • 採用のとき:特定求職者雇用開発助成金、トライアル雇用助成金
  • 設備や職場定着:障害者雇用納付金制度を財源とする助成金(作業施設、介助者、ジョブコーチ、通勤など)

採用のときに使える助成金は?

中小企業の場合です。かっこ内は短時間労働者(週20時間以上30時間未満)です。

助成金対象支給額
特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)身体・知的障害者(重度以外)1人120万円(80万円)
同上重度または45歳以上の身体・知的障害者、精神障害者1人240万円(80万円)
同(発達障害者・難治性疾患患者雇用開発コース)発達障害者、難病患者1人120万円(80万円)
トライアル雇用助成金(障害者トライアルコース)就職が難しい障害者の試行雇用月額最大4万円。精神障害者は最初の3か月が月額最大8万円
トライアル雇用助成金(障害者短時間トライアルコース)すぐに週20時間以上働くのが難しい精神・発達障害者月額最大4万円(最長12か月)

いずれもハローワークなどの紹介による雇い入れが条件です。

設備や職場定着に使える助成金は?

助成金対象になる取組支給額
障害者作業施設設置等助成金障害特性による就労上の課題を克服する作業施設などの設置・整備費用の2/3
障害者福祉施設設置等助成金障害者の福祉のための施設の設置・整備費用の1/3
障害者介助等助成金介助者の配置・委嘱、職場復帰のための措置など費用の3/4、職場支援員(雇用契約)は1人月4万円(中小企業)など
職場適応援助者助成金ジョブコーチによる支援企業在籍型で精神障害者1人月12万円、それ以外1人月8万円(中小企業)など
重度障害者等通勤対策助成金住宅の賃借や通勤援助者の委嘱など通勤を容易にする措置費用の3/4
障害者雇用相談援助助成金事業者が行う雇入れと雇用継続のための一連の援助1事業主への支援につき80万円(中小企業事業主等)など

申請で気をつけることは?

  • 同じ雇い入れや経費を対象に2つ以上の助成金を申請しても、支給されるのは一方だけです。
  • 雇用保険の適用事業所であることなど、雇用関係助成金に共通の条件があります。
  • 医療・福祉の事業者が使える補助金は医療・介護・福祉で使える補助金・助成金にまとめています。

出典(2026年10月19日確認):

よくある質問

障害者を雇うときにまず使える助成金は?

ハローワーク等の紹介で継続雇用するなら特定求職者雇用開発助成金、まず試しに雇うならトライアル雇用助成金の障害者トライアルコースです。

職場の設備を整える費用は対象ですか?

障害者作業施設設置等助成金で、障害特性による就労上の課題を克服する作業施設などの設置・整備費用の2/3が支給されます。

ジョブコーチの費用は対象ですか?

職場適応援助者助成金があります。企業在籍型のジョブコーチが精神障害者を支援する場合、中小企業は1人月12万円(短時間労働者は6万円)です。

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